これ、精神疾患者あるあるですよねw
先日、2ヶ月ぶりに精神科に行きました。
気になる点を2つ聞いたんですよ。
- 双極性障害の原因のニュースについてどう思うか
- 躁状態がずっとでてないけど、私って双極性障害だよね?
当ブログ、双極性男子のあたまのなかは、私が双極性障害の診断を受けていることからスタートしています。
結論から言うとなんと今回…別の病名を言われました…(笑)診断が変わったのです。
とはいえ、精神疾患というものはこうだからこう! みたいにバッサリと区分けできないことを考えると、診断が変わることも仕方ありません。
血液検査でうつ病が分かるかも? といったニュースもちょいちょい入ってますが、実用化はまだですからね。
問診が基本なので、しゃーなしです。
星野さんは…双極性障害ではありませんね。うつ病でもありません。
私はこの時代の星野さんを知らないのでなんとも言えませんが、少なくとも福岡に戻ってこられてから躁状態にはなっていないので、今は双極性障害だとは思っていません。
微妙なところではあるんですが、うつ病というよりは…気分変調症に近いと思ってます。
軽症うつが2年以上ダラダラ続くと…ざっくりいうと状態的にはそこに近いのかなぁと。
気分変調症ってのはざっくりいうと、軽いうつ病が続くやつです。
かなりザックリですが、他の精神疾患と比べるとこんな感じ↓
双極性障害なのにレクサプロ1錠だけ? という疑問はこれで晴らされるわけです(笑)
軽く説明しておくと、双極性障害は躁とうつが繰り返す病気(↑の図参照)です。
抗うつ薬は元気にする薬なので、上にぶっ飛んでいっちゃうんですよw いわゆる躁状態になるってやつです。
名古屋時代、双極性障害の躁状態がでたときは買い物意欲が大爆発しました
≫親に借金までして…軽躁状態で1ヶ月のうちに買いまくったものリストまとめ
経過を見ながら、診断は変わっていく
精神疾患は、◯◯だから◯◯!!と、明確に区分けできるものではないという考えもあります。
みたいな感じで、線の上にコマを置いていくようなイメージ。
この考え方で行くと、診断がコロコロ変わるのも妙に納得してしまいますよねw
つまり、私自身もまたいつ双極性障害側にコマが置かれるかわならないってことです。
ありがたいことに、うつ状態になっても軽めなので、気分変調症に近いという位置づけなんでしょうな。
診断が変わったら、精神科医が信用できなくなるという気持ち、わかります
その気持ち、めっちゃわかります。
精神疾患はいまだほとんど解明されておらず、診断を確定することは不可能だと言われています。
なので、患者の発言や様子から探っていくしかないんですよね。
双極性障害なんて、診断の正確性が高まるのは8年かかるというデータもあるぐらいです。
アメリカで行われた研究によりますと、病名が確定するには、平均八年を要したというデータがあります。長すぎると思われる方もおられるでしょう。
現在、双極性障害の解明を目指し、日夜研究に取り組んでいる医師や科学者はたくさんおります(私もその中の一人です)。
そうした中で、このような患者さんの負担を軽減するための、新しい診断方法の開発も待たれるところです。
しかし、今の医療技術では、双極性障害という診断が確定するまでには時間が必要なことを、ご理解いただきたいと思います。
そう思う気持ちも分かるんですが、私たちがこの状況をコントロールすることは不可能です。
嘆いても状況は何も変わらない。
良くなるどころか、医療が信用できなくなって陰謀論に走っちゃうかも(笑)
主治医はちゃんと私たちのことを見てくれていて、注意深く話を聞くと、気を使いながら発言してくれています。
今日は超久しぶりにガッツリ主治医と語らってきました。
改めて思うんですけど、彼らはすごく慎重に言葉を選びますよね。症状が出ているときならともかく、今落ち着いている私に対しても一つ一つ言葉を選んで言ってるような感じ。すごいなぁ。あれは真似出来ない。
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
もちろん、だからといって納得できない気持ちもあるでしょう。
ただ、現状、自分でコントロール出来ないことで頭を悩ませるのは不毛でしかないんですよ。
自分でできることを少しずつやってくしかないわけです。
ここは仕方ありません。
ゆっくり休むなり、自分の好きなことをするなりして、治療していきましょ。