どうも、ほっしーです。
うつ病の最新ニュースについて調べていたら、新作の本の紹介? の記事がありました。
面白い一文があったので、Twitterで共有。
“患者たちはテンションが低い人ばかりで、それぞれが思い思いに過ごしていて、その様子を「超だるい日曜の午後in家」みたいだと言い表している。”
そうそう、精神疾患の人は怖いんじゃなくて、こんな感じの人多いですよ(笑) https://t.co/s5ErpmvUC9
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
超だるい日曜の午後in家。
この表現が面白くて好きで、早速本を購入しましたw
特に何も調べずに買ったのですが、全編マンガだったので非常に読みやすかったです。
主人公は自分の心が「ヤバい」状態になっていることに気づき、ナースになった
- 母が急死し、仕事に没頭した結果、精神が不安定に
- 心について興味を持ち看護師になるために学校に通い勉強
- 精神科を希望し、病棟に配属
- 自分が「狂っている」のかどうか、精神科病棟で確かめたい
私も同じ流れでブログを始めたので、なんとなく気持ちはわかります。
知ることって、治療にもつながりますからね。
精神科病棟に入院するそれぞれの精神疾患者たちがコミカルに描かれている
- トイレから嵐の二宮君の声がする!
- 衝動的にガラスに頭を突っ込んでしまう
- 自傷行為がやめられない人
- ◯◯組に追われている! と本気で思い込んでいる人
- 医師の目から見ても、看護師の目から見ても回復していて、外出許可をするとそのまま命を投げ出してしまった人
例えば私は、統合失調症の妄想についてはほとんど何も知らず、どんな突飛な妄想をするんだろうと思ってました。
身近なものや流行のものとの関連性が高く、小さな世界で妄想が閉じていることが多いそうです。
パターン化されているので想像よりは対処可能とか。
もちろん、ここに書かれている人たちの病気が全部こんな症状! ってわけじゃないんですけどね。
初めて知るという入り口にはいいものだと思います。 変な恐怖感を与えなくてね。
精神疾患には様々なタイプ、症状があります。
自分の意志とは別の何かに「させられる」 それが病気
いやほんと、そうだよなぁと。
最も印象的だったのは、クリニックで働く人たちが病む話
- 患者に共感しすぎて自分も心を病んでしまう
- 真正面から接すると、大ダメージを受けて病んでしまう
最初はお互いの心の支えになってよいのだけれど、どちらかの負担が大きくなりすぎて潰れてしまう。
結局、共感すぎはよくなくて、一定の距離を保ちつつ上手に付き合わないといけない。
病気を治すのは他人ではなく、本人とその主治医だけなのだから。
私も、病気についての相談をいただくことがあります。
記事にも書きましたが、病気の質問には答えられません。
≫メールありがとう。でも、うつ病や双極性障害を診断することは私にはできませんよ。
これは私が医師ではないので、適当な診断はできないからです…はい、これは表向きの理由。
ブログを続けるために、自分の精神的負担になることをしたくないだけです。
ブログで読む人が少しでも気が楽になるようにとの思いで書いてますが、適当なことは書けません。
なので、本もたくさん読んでます。だから、お答えできるだけの知識はまあ、あります。
でもダメなんですよ。
いちど話を聞きだしたら、こっちが体調悪いからやめるーってこともできませんし。
どこで話をやめたらいいのかも、正直わかりません。
つまり、カウンセラー? 的なスキルもないのでご迷惑をおかけするだけかと。
実はブログを始める前に、カウンセラー的なことをちょっとやったことあるんです。
全く向いてませんでしたw
相手の障害にもよるんですが、共感できないどころか反感をかってしまうこともありましたから。
ま、なんやかんやいっても、自分が傷つきたくないんだけなんでしょうけど。
個人的には、カウンセラー的な仕事は、病気を経験したことがない教科書通りの対応する人のほうが向いてると思いますよ。
経験者はその闇に引き込まれてしまうし、無駄に共感しすぎてズブズブと関係だけが深まってしまいかねません。
他の精神疾患についてザックリかつコミカルに知りたい人向けのマンガ
- 文章を読むのはあまり好きじゃない。マンガなら読める。読みたい。
- 自分の精神疾患以外はほとんど何も知らない
- 精神科病棟がどんな感じか興味ある(解放、閉鎖病棟の中の話が出てきます)
エピソードがわりと強烈なので、今めちゃくちゃうつ状態…! な人は読まないほうがいいかもしれません。
コミカルには描かれていますが、やはり内容は強烈かと。
精神疾患について全く何も分からないって人も読んで楽しめると思いますよ。
こういう世界で生きている人もいるんだということを、知ってもらえる機会になればいいな。
私は精神疾患当事者ですが、閉鎖病棟の世界はまた別の世界という印象でしたから、知れて良かったです。
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