メンタルヘルスにポケモンGOが効く?「治療」が目的になっていないからこそ効果が現れると思う。

どうも、ほっしー(@HossyMentalHack)です。

巷ではポケモンGOが大人気!

いくつか不具合や悪いニュースも飛び込んできますが、私が気になるのはやはり「うつ」に対する効力です。

ポケモンGO

うつの治療にポケモンGOを取り入れてみるとおもしろいかも

2016年7月22日

うつ病に代表される精神疾患は、症状が辛いとなかなか外に出ることはできません。

もちろん、病気で出られないわけですが、病は気からという言葉もあるように、これまで全く外に出られなかった人が続々と外に出ているようです。

いやあ、ポケモンGOの力、すごいですな。

精神科医もびっくりのポケモンGO効果

当事者としては正直に言うと……精神科医もっとしっかりしろよ〜!という気持ちと、そらみたことかという気持ちが入り混じっています(笑)

精神疾患の人のほとんどは精神科医に不満を持っているので、みんな感じていることだと思いますよ!w

こういう声も相変わらずありますね

病気は確実に存在します。が、それ以降の文章についてはちょっと否定出来ないところもあります。

この文章はかなり攻撃的ですが、「本当はうつ病じゃない人」が抗うつ薬を飲んでおかしくなっちゃうというケースはいくつも報告されています。

まぁこれについては……難しいですよねぇ。精神科医療がまだ未熟なので、病気を「確定」することが困難であることも誤診が多い理由の1つかもしれません。

「○日以上死にたい気持ちが続いています……もう何もしたくありません……」なんて言えば、「うつ状態」という診断を下す医師もおそらくいます。

散歩を習慣化するきっかけになっているということ

そう、私も1日に数分でも散歩をしようと心がけていますが、散歩自体が趣味でない限り本当につまらないです。

周りの景色は見飽きてしまうし、散歩のためにわざわざ遠出するなんて気が遠くなりそう。

過ごしやすい季節ならまだ良いのですが、真夏、真冬となると外に出るのが億劫になりますよね。

これは「健康」を目的にした散歩だからつまらないのです。

「散歩」自体が好きな人はこんなことに悩みません。

 

ポケモンGOは散歩の動機付けに最高ですよね。

「ゲームしたいから外に出たい」

うつにかぎらず、引きこもりの人が外に出たくなるのも当然ですよ。

外の世界に自分の求めるものができたわけですから。

ヘルスケアアプリの完敗

健康増進のために、1日5000歩歩きましょう。と言われるのは精神疾患の人にとって相当苦痛です。

私も多分5000歩も歩いてないですわ……(笑)

でも、ポケモンGOにハマっている人は、5000歩なんて言わずに10000歩ぐらい歩いちゃってるかもしれません。

もうヘルスケアアプリどころか、ヘルスケア業界の完敗といってもいいでしょう。

出不精の人にヘルスケアの動機付けでポケモンGOに勝てるところはないでしょうね。

不安な声もあります

うーん……これはどうなんだろう??

うまくいかなかったとしても挑戦しないよりはマシだと思いますね。

仮に反動でちょっと調子悪くなっちゃったとしても、ポケモンGOで外出することができたという小さな成功体験は必ず次に繋がると思います。

ポケモンGOが楽しいならとにかくやり続ければいい

メンタルヘルスになっている!というのはあくまで副次的な効果であって、それを目的にしないからこそ効果を発揮するものだと思います。

うつ病の治療をするためにポケモンGOをする。のではなく、ポケモンGOが楽しいからただやっているだけ。これが大切なのです。

もし今あなたがポケモンGOやりたいけど私は外に出るのが怖くて……と思っているならば、とりあえずインストールして家のベランダに出てみるとか、行ける範囲でやってみるといったことをすればいいです。

本当にポケモンを捕まえたくなったら、自然と足は動くものですよ。

何も恐れずに、ポケモンマスターを目指してください!

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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