どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@hossy_FE_AP)です。

この記事で、精神科医が自著を宣伝していたので気になって書いました。

本はこれ👇

 

うつの常識、じつは非常識というタイトルからわかるように、うつ病患者にスポットを当てた本だと読者は思うでしょう。

しかし、読んでみるとうつ病患者にはあまりに厳しいことが書いてありました。

そこでまず、注意点から入ります。

 

うつ患者がこの本を読むときの注意点

うつ病には、メランコリーと言われる従来のうつ病と、非定型うつ病と呼ばれる2種類があります。

新型うつ病、逃避型うつ病、ディスチミア型などもこの非定型うつ病に含まれます。

 

この本を読むときの注意点なので、両者の違いを超ざっくりというと

従来のうつ病に比べて非定型うつ病は「嫌なことをするときにだけうつ状態になる」というものです。

休んでいるときに彼氏彼女と海外旅行に行けるタイプのうつ患者は非定型うつ病ということになります。

 

どっちが良い悪いではなく、そのような違いがあるということだけ覚えておいてください。

で、この本について書いてあるのは、非定型うつ病の患者に対する対処法だと思ってください。

メランコリーの人には厳しいことが書いてあります。

…非定型うつ病の人も厳しいと思います…(笑)

 

第三次産業がもたらした新しい形のうつ病

本書は、都市に生きる人のこころの健康を論じます。ここでいう都市とは、東京をその典型として、しかし、北海道から沖縄までの日本全体が対象です。

都市の産業構造は圧倒的に第三次産業優位です。それは知的価値に関わるクリエイティブな仕事ですが、反面、時間に追われる、正確さが求められる、人の感情に配慮しなければならないなどの特徴を持ちます。

ここで言われているうつ病の形は確かにあるだろうなぁと思います。

私もシステムエンジニアという思いっきり第三次産業で心をぶっ壊しました。

参考記事:こうしてぼくは双極性障害となり、働けなくなった。

明らかに、仕事のレベルはぐんぐん上がってきますし、考慮しなければいけない点も過去の歴史を辿ってみると増えていることが分かります。

空気を読めよなんて、農業やってる時代にいわれてたんでしょうかね?w

 

抗うつ薬の効果、激励禁忌の神話、長期療養の問題

うつに関しては、巷間ささやかれている常識のなかに極論も混ざっています。抗うつ薬の効果、激励禁忌(「励ましてはいけない」)の神話、長期療養の問題などです。

それらのなかには、学界ですでに否定されたもの、時代的な使命を終えたもの、一部の患者にしか妥当しないものなどがあり、その点について論じます。

ええまぁ確かにね。うん。禁忌とされていることはあまりにも多い。

それは健常者の責任回避もあると思いますし。

私がこの本をブログで紹介するか迷ったのはここに切り込んでいるからです。

メランコリー型のうつは

絶対励ましちゃいけません。追い込まれます。

非定型うつ病ならば、好きな人には励まされるのはありかもしれません。「自分が嫌だ!」と強く感じるときにうつの症状が出るようなので…まあ一概には言えませんが。

 

うつの患者さんは心が弱ったのであって、体は弱っていません。…は?

そもそも、うつの患者さんは心が弱ったのであって、体は弱っていません。麻痺もなければ、骨折も、捻挫もありません。

最初から足腰は弱っていません。だから、初日からウォーキング程度は促していいと思います。

それが早すぎると思えば、睡眠時間が適正化したころからでもいいでしょう。

この時期は、朝、夕2回のウォーキングを促しましょう。

申し訳ないですが、この点については理解不能ですね。

足腰の筋肉が弱っていないことは事実でしょうが、動かすための気力はまったくありません。

私は1週間風呂に入らなかったこともあります。これは、うつ患者あるあるじゃないですか?w

それに、外出するという行為のハードルは高すぎます。

近所の人は私が仕事をしていないことが分かっているでしょうし、周りの目が気になるのは当たり前。

症状が強いときはより周りの目が気になるので、ただ外に出るというだけでもかなりのハードルです。

初日からウォーキングとか、どこの鬼の所業ですか?

 

健常者でも無理でしょ?

短い間から始めて、徐々に長くしていきます。万歩計で歩数を記録して、1日の歩数4000~6000歩程度から始めて、第2段階の終わりごろには6000~8000歩程度にするといいでしょう。

いや、無理です✋どの程度を軽症と言ってるのかという問題はありますが、まずは…にしてはハードルが高すぎる…。

5000歩なら40分~45分ぐらいですか?え???そんなに歩けますか???

私は無理ですよ?精神科医に真顔で言われたら、先生こそ頭おかしいんじゃないですか?とか本気で言うと思います(笑)

メタボリックシンドロームの患者と勘違いしてませんか?こちとら「うつ病」ですよ?え?え?え?

…と、書いてる今でも戸惑いを隠せません。

 

うつになりたての時の自分を無理やり引っ張り出したと仮定して考えれば、1時間以上はとぼとぼと歩くことになると思います。歩けるかわかんないけど。

うつになったばかりの超辛い状況で、1時間外に晒されるってどんな試練ですか?まずは休息じゃないですかね…?

 

こんな精神科医がいたら鬼畜だよねぇwというエンタメ本として読んでね!

エンタメとして読めば面白い本です。真剣にとらえないでね!

この本を真面目に受け止めたとしたら90%のうつ患者がメンタルやられると思います。

 

こんな人にオススメ

  • すでに病が寛解または完治している
  • うつ病と診断されてないけど、うつっぽいからなんとかしたい
  • うつ治療中だけど、エンタメとして本を楽しむことができる
  • 追い込み型の精神科医を知ってみたい

 

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