どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
為末大さんの「諦める力」という本を読んでいたら、SNSについて面白い言及があったので紹介します。
結論から言えば、SNSで疲れるのは、他人と自分を比較することで、相対的に不幸を感じてしまうからなんですよ。
SNSは相対的に不幸を感じやすい場所
参加者がお互いのリア充ぶりを共有することで、全体としての充実感は向上しているのだろうか。僕は、むしろ逆のような気がしている。
かつて「あなたは今、幸せですか?」という問いに「そこそこ幸せです」と答えていた人たちの多くが、「あの人たちに比べたら幸せじゃないかも」という気持ちにさせられているのではないかと思うのだ。
幸福感というのは相対的なもので、自分の状況に不満はなくても、より楽しく、より豊かに暮らしている人を見ると、「自分はこの程度で満足していていいのだろうか」という気になる。
SNS疲れと言われるのもここにある指摘の通りでしょうね。
私たちの何気ない日常って、誰かから見れば超幸せなことなんですよきっと。
普通に食事できて、家があって…ってな感じで。
リア充アピールと言えば、Facebookがわかりやすいですよね。投稿を見ていて
と思った経験ありませんか?
これこそ、幸せを相対的に感じている証拠ですよね。
SNSのポジティブな側面
ソーシャル・メディアは、リアルの世界に比べて人間関係がすごく気楽だ。 時間や場所の制約はないし、知らない人どうしでも簡単につながることができる。こういうものができたおかげで、コミュニケーションの総量はかなり増えていると思う。これは、ソーシャル・メディアがもたらしたポジティブな側面だ。
Twitterを見た程度じゃでその人の全てはわかりません。
でも、そのひとの一部を知ることができます。
双方向にコミュニケーションを取ることは、昔はそう簡単にできなかったんですよ。
どうしても、顔を合わせないといけなかったので、人見知りが激しい人は孤立してしまうこともありました。
まぁ…リアルの世界は昔と変わりませんが、ネットの世界だったらいっぱいつながっていられるという人もいるのではないでしょうか。
それが良いことなのかということはまた別の話ですが、少なくとも、コミュニケーションの量は圧倒的に増えて、すぐひとと繋がれる時代にはなってますよね。
コミュニケーションは薄くなる?
しかし、それは「わざわざ会う」「あえてつながる」といったコミュニケーションが減っていくということになる。一日は二四時間しかないから、「いつでもどこでも」のオンライン状態である時間が長ければ長いほど、密度の濃いコミュニケーションの時間は短くなっていく。つながりやすくなったことが、かえってつながりの手触りを失わせているのではないだろうか
これはそのとおりかもしれませんが、私は逆に良いと思いますよ。
密度の濃いコミュニケーションなんて、あんまり求めてないんで(笑)
自分の好きなタイミングで気軽にコミュニケーションとれるからいいんじゃないですか、毎回濃い内容だったら疲れるっての…。
それに、会っているからと言って濃い内容の話ができるかと言えばそうでもありませんからね。くだらない愚痴を聞かされることもありますし。
もちろん、会ったほうがいい場合もあります。
ここは人によるだろうな…私の場合は、職業上会ったほうが「おもしろいことが」起こるんですよ。
その点、ネット上なら
で逃げ切ることができるので、わがままな私にとっては最高ですw
シェアハウス流行の理由
シェアハウスのようなものが流行するのは、その反動でもあるような気がする。昔、企業がやっていたような社員旅行や社内運動会に参加したがる若者が増えているのも、影響の一つだと思う。
う〜ん、個人的には、ただ流行に乗っかってるだけってのと、経済的な理由が大きいんじゃないですかね。
でもまあ、楽しそうだなぁとは思いますよ。
ハイパーリバ邸という現代の駆け込み寺を目指すシェアハウスにお邪魔したときには、いつもこんなに賑やかだったらいいな〜と思える場所でした。
ひととゆるく繋がれるからリアル版SNSなんて表現してるひともいましたが、確かにそうかも。
SNSで人間関係疲れるなんて馬鹿らしすぎる
本来はやらなくても良いことなのに、「SNS疲れ」なんて言葉がある事自体バカバカしいですよね。
疲れるならしなきゃいいんですよwどうしてもやりたいなら、疲れないようにすればいい。
うぜぇ! と思ったらブロックしちゃえばいいじゃないですか。
Twitterでこっそりと完全に関係をきりたいなら、ブロ解がオススメですよ。
相手に通知がいくことが嫌なら以下の方法を実行すればよし!
- Facebookなら友達を「知り合い」に変更する
- Twitterならミュートする
ネット上の人間関係なんで、ゆる〜くいきましょう。
あなたが羨むあの人も、きっと誰かを見て嫉妬し、羨望し、必死になってリア充写真を掲載しているでしょう(真顔でw)
そう考えたら、なんだか可哀想に思えてちょっと気が楽になりますねw