メンタルヘルスにポケモンGOが効く？「治療」が目的になっていないからこそ効果が現れると思う。

どうも、ほっしー(@HossyMentalHack)です。

巷ではポケモンGOが大人気！

いくつか不具合や悪いニュースも飛び込んできますが、私が気になるのはやはり「うつ」に対する効力です。

うつの治療にポケモンGOを取り入れてみるとおもしろいかも

2016年7月22日

うつ病に代表される精神疾患は、症状が辛いとなかなか外に出ることはできません。

もちろん、病気で出られないわけですが、病は気からという言葉もあるように、これまで全く外に出られなかった人が続々と外に出ているようです。

いやあ、ポケモンGOの力、すごいですな。

精神科医もびっくりのポケモンGO効果

そういや、うつ病の患者さんがポケモンGOにハマって外を出歩くようになりましたと言ってたな、いいことだ。私はポケモン世代でないのであまり興味なしと話しつつ歳を確認したら、私と一つ違いだったので気まずくなったが^_^;
— tak_sho (@e_ari)
2016年7月30日

【知っておきたい】「 #ポケモンGO 」がうつ病や不安神経症を改善する　精神医学の専門家「前例ない効果」https://t.co/6kTQMLKBFP
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan)
2016年7月22日

当事者としては正直に言うと……精神科医もっとしっかりしろよ〜！という気持ちと、そらみたことかという気持ちが入り混じっています（笑）

精神疾患の人のほとんどは精神科医に不満を持っているので、みんな感じていることだと思いますよ！ｗ

こういう声も相変わらずありますね

@huffpostjapan
そもそも、そんな病気存在しないでしょう。精神薬中毒で病気が造り出されている。又は詐病による生活保護不正受給の為に。要は精神科医は100％インチキな合法ヤクの売人詐欺商売だという事。#薬害 #貧困ビジネス
— アモーレのパーネプリエーゼconドナ (@eRLqtOOXACDVGGQ)
2016年7月29日

病気は確実に存在します。が、それ以降の文章についてはちょっと否定出来ないところもあります。

この文章はかなり攻撃的ですが、「本当はうつ病じゃない人」が抗うつ薬を飲んでおかしくなっちゃうというケースはいくつも報告されています。

まぁこれについては……難しいですよねぇ。精神科医療がまだ未熟なので、病気を「確定」することが困難であることも誤診が多い理由の１つかもしれません。

「○日以上死にたい気持ちが続いています……もう何もしたくありません……」なんて言えば、「うつ状態」という診断を下す医師もおそらくいます。

散歩を習慣化するきっかけになっているということ

前例ない効果。「ポケモンGO」でうつ病改善を自覚するユーザーが続出 https://t.co/8canA2XfIx
— 前田慶次 (@kabusuki777)
2016年7月25日

大事なことは「有酸素運動がうつ病を改善させる例がある」ということと、「 #ポケモンGO で新しい散歩習慣を身につけたことで、症状が軽快したうつ病患者がいるかも知れない」ということであって、「うつ病は甘えなので、ポケモンGOで歩き回っているうちに治る」という話ではないということ。
— てるやまもみぞう (@rafcocc)
2016年7月24日

そう、私も１日に数分でも散歩をしようと心がけていますが、散歩自体が趣味でない限り本当につまらないです。

周りの景色は見飽きてしまうし、散歩のためにわざわざ遠出するなんて気が遠くなりそう。

過ごしやすい季節ならまだ良いのですが、真夏、真冬となると外に出るのが億劫になりますよね。

これは「健康」を目的にした散歩だからつまらないのです。

「散歩」自体が好きな人はこんなことに悩みません。

ポケモンGOは散歩の動機付けに最高ですよね。

「ゲームしたいから外に出たい」

うつにかぎらず、引きこもりの人が外に出たくなるのも当然ですよ。

外の世界に自分の求めるものができたわけですから。

ヘルスケアアプリの完敗

でも凄いねポケモンgo。これ国民を家から引っ張り出した、どこぞのヘルスケアアプリより人を歩かせた。5000歩以上でうつ病予防、8000歩以上歩くと糖尿病予防につながると言われています。
— 双龍@3日目東K16-a (@Souryu_STD)
2016年7月22日

健康増進のために、１日５０００歩歩きましょう。と言われるのは精神疾患の人にとって相当苦痛です。

私も多分５０００歩も歩いてないですわ……（笑）

でも、ポケモンGOにハマっている人は、５０００歩なんて言わずに１００００歩ぐらい歩いちゃってるかもしれません。

もうヘルスケアアプリどころか、ヘルスケア業界の完敗といってもいいでしょう。

出不精の人にヘルスケアの動機付けでポケモンGOに勝てるところはないでしょうね。

不安な声もあります

ポケモンGOがきっかけで、自閉症やうつ病が、外出したり人とコミュニケーションを取れたりしてるニュースも、確かに素晴らしいこと。ただ、ひとまず１週間保たなくて、反動でダウンする。さすがに当事者や周囲は知ってるだろうけど。あまりに賞賛された記事には不安になる。薬や治療じゃないから。
— はざや (@qp_hazaya_qp)
2016年7月22日

うーん……これはどうなんだろう？？

うまくいかなかったとしても挑戦しないよりはマシだと思いますね。

仮に反動でちょっと調子悪くなっちゃったとしても、ポケモンGOで外出することができたという小さな成功体験は必ず次に繋がると思います。