どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
精神疾患になっても、再就職を目指す人、また実際に再就職した人をSNSでお見かけすることがあります。
元の職場に復職した人、全く違う業種に復帰した人など、形はいろいろあるでしょうが…すごい。
私はいま、ブログを書いたりライター活動をしてお金を稼いでいますが、それはそうせざるを得なかった事情があるからです。
ちょっとネガティブに言えば、「再就職から逃げた」ということですね。
どうしても、以前の職場の記憶がちらついて、「組織に所属」することはこれからも難しいかな。
YouTubeの動画ですらダメだった
この間、懐かしの藤沢駅の動画を見たんです。藤沢駅は、通勤の時に乗換駅として使っていたんですが、映像を見ただけでなんとなく心苦しいというか…。
こりゃあかんと思いましたね。軽くトラウマになってるんですよw
一度染みついた恐怖ってのはなかなか抜けないもんですねぇ。— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
もうね、すっごく嫌だったんです。藤沢駅での乗り換え。
下手したら動かなくてもラッシュの波に飲み込まれて乗り換えできちゃうんじゃねーの?ってぐらい、江ノ島電鉄から東海道本線になだれ込みます。
仕事前の乗り換えで1日の体力使い切ってましたね。
全然スペースが無いのに、新聞をほっそ長くして4行ずつぐらい読んでるサラリーマンとかもう意味不明すぎてすごく嫌でした。
そこまでして新聞読みたいんですか…スマホでも読めますよ今は…(笑)
会社の近くの道の映像もアウトー!でしたね。
続いて、会社の近くの駅の動画も見てみました。数十秒という割と早い段階で動画を閉じることにw
会社内部が原因で精神疾患になったのに、一見関係なさそうな「当時の記憶を連想させるもの」すべてがダメになるんですねぇ。
客観的に自分を見ていると面白い。何がそんなにダメなんだww
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
こっちはわりと早い段階でアウトでしたw
ツイートでも書いてますが、何がそんなにダメなの?って話ですよ。
自分でもよくわからないんですわ。
今、ブログを書いていて、ライターとして仕事を請け負ったり、ブログ関係でひととお会いする機会も増えました。
それこそ企業のひとだったり、同じブロガーさんだったり…。ちゃんとした「仕事」としてお会いしてます。もちろん遊んだりもするけどね。
そんなときは「怖い」とか、「あの時の症状が出るかもしれない」とか、そんなこと一切思いません。
高知の山奥に引きこもりブログ修行したときも、現代の駆け込み寺でブログ修行したときも、超楽しかったです。
会社という「組織」に所属することがそもそも無理
私が再就職をあきらめた理由の1つに「組織」というものがあります。
これは、病気でなかったとしても合わないんですよ。
- 年齢が上だから立場上
- 先輩の言うことには基本従う
- 部下は発言しにくい
まぁ、そうでない会社もあるでしょうが大抵はそうじゃないですか。
私と会ったことがある人ならわかると思うんですが「発言しない」とか、もう私の存在価値が全く持ってなくなります…。
目立ちたがり屋で発言してなんぼみたなひとなんで…w
≫精神疾患の私がサラリーマンよりもフリーランスのほうが絶対に!良いと思う理由
考え抜いた結果「我慢」することをあきらめた
我慢して会社組織に所属すると性格的にも無理が生じるので再発は絶対です。100%。
どんな名医が私についてもまぁまたうつ状態になるでしょうね。
それを解決するにはどうするか?自分が社長になるか、個人事業主になるしかなかったんです(笑)
だからこそ、こうして毎日ブログを更新したり、ライターとしてお仕事させていただいたりしてるわけです。
積極的な挑戦…だと自分では思っていますが、逃げた先にこの道があったという考え方もできます。
私は、「逃げる」ということに関しては全く悪いと思いません。戦略的撤退っていう言葉もあるじゃないですか。
病気を悪化または再発させないために、どういう環境だったら勝負できるか? と考えた結果に今がある。ただそれだけのことです。
再就職から逃げた先にある道を進む
私は自分のトラウマを克服するには膨大なエネルギーが必要だと判断して「社会復帰」を切り捨て、フリーランスとして生きる道を選びました。
毎日楽しくブログを更新していたら「才能ありますよ」と声をかけていただいて、ますますやる気になって、ダメ元で原稿出したら本を出版することになったという経緯があります。
ここまでやってきたんだから、この先も「書く」という道でやっていきたい。
精神疾患の経験談を語るひとってあんまりいないし、そんな人が元気に暮らすにはどういう考え方をするべきか徹底的に追求しているブログもそんなにない。
だからこれからも書きます。誰かの役に立つと飛んで喜びますが、自分の役にも立っているので続けられます。
私自身、書くことで心を整えているということも、間違いなくあると思いますよ。
もやもやしたものを言語化してハッキリさせることで頭の中から外に排出しているわけですからね。
もちろん、社会復帰したい人はすればいい
会社組織に所属せずに、フリーランスとして生きていくという道は茨の道だと言われますが、そんなことはないです。
誰だってどんな事情があったって、再就職しようが、1人でビジネスしようが、本人にとってはどっちも茨の道です(笑)
精神疾患者だと特に厳しいかもしれませんね。
世間的にフリな部分もあるし、「心が弱い自分は…」と、自分で可能性を狭めていることもあるでしょう。
でもどうか、堂々とお仕事されてください。
冒頭でも述べたように、私は尊敬します。社会復帰を目指すまたは、社会復帰したあなたを。
私には無理なので💧