どうも、ほっしー(@HossyMentalHack)です。
以前、「うつ病を克服する方法は、薬じゃない!?」という記事で紹介した本は、うつになった人にとって大切なことがたくさん書かれています。
今回は、うつになる人はどんな考え方をする人が多いのかについて見ていきます。
うつになる人の考え方の特徴を知ることで、うつを予防することは当然ですが、再発予防にも役立ちますよね。
うつになりやすい人
自分を嫌っている
うつになりやすい人は、自分を嫌っている傾向があります。「できない自分」が大嫌いなのです。
なぜ、自分が嫌いなのでしょうか。
それは、「できない自分」、あるいは「できていない自分」をダメだと思い込んでいるからです。
そもそも人間は自分のことが大好きです。それが自然なのです。しかし、自分を「できるか、できないか」で評価するようになると、「できない自分」が嫌いという気持ちが出てきてしまいます。
薬を飲んで一時的に良くなったとしても、うつが再発してしまう原因は私たちの考え方にあるようです。
なんて考えちゃうことがあるんですよね~。調子が悪いときは特にそう。
私はこういった考えを極力なくしていきました。
じゃないとせっかく安定してきたのに、また落ちちゃうじゃないですか。
「病は気から」って、精神疾患を患っている方にはタブー言語みたいになってますけど、あると思うんですよね。
もちろん、今まで使われてきたような精神論的な意味じゃなく、もっとナチュラルに「病は気から」をとらえるといいと思います。
悩みの主語が他人
他人が主語の悩みは、自分では解決できません。これまでくり返し述べてきたように、「相手は変えられない」からです。なので、そこで悩んでしまうと自分が苦しむだけです。
こうした状態に陥らないためには、相手を信じ、変わるかどうかは相手に任せてみることです。それだけで、まずは自分が楽になります。さらにしばらくすると、相手も伸び伸びとしはじめるでしょう。
「自分が主語ではない悩み」は手放しましょう。「夫(妻)が~してくれない」「子どもが~ばかりする」「○○さんは~なところがあって困る」といったことでは悩まない。それよりも自分にとってうれしいことを考えませんか。
そして、心にゆとりがあるときには、自分自身にとってうれしいと思える範囲でまわりの幸せのお手伝いをしていきましょう。
アドラー心理学的な指摘ですね。
これは、うつ関係なく言えることじゃないでしょうか?
悩みを聞いたりしていると、ついこの人を変えてあげたいというおせっかいが働きませんか?
そのおせっかいが通じないとなると、イラッとしちゃいますよね。それは、相手を変えようとしているからなんだと思います。
どれだけ仲の良い人でも自分に見せてくれている部分なんてほんの一部なんですよね。
ここを忘れるから、すぐに人を操ろうとしちゃうんですよ。私もよく忘れますが(笑)
人の目を気にする
うつになりやすい人の傾向として、他人からどう見られているのかを気にする、ということが挙げられます。また、他人から厳しい言葉を言われると、それを真正面から受け止めてしまいがちです。
昨今の職場では、退職を強要するために、上司から嫌がらせとも思える暴言を吐かれるケースが増えています。 「君がいるから、みんなが困っているんだ」「君のような無能な部下は見たことがない」など、あきらかに「言葉の暴力」ともいえる言葉を、事あるごとに浴びせられるのです。
こうした状況は、職場の「モラルハラスメント(精神的な暴力・嫌がらせ)」として、近年、非常に問題になっています。
実際、他人は、あなたのことを「自分のこと以上」に見ているわけでも、気にかけているわけでもありません。あなたのことを「ああだ、こうだ」と批判しても、それは真実とはかぎらないのです。だから真に受けることはありません。
「そうはいっても、なかなか聞き流すことができない」という人は、相手と距離を置くことをおすすめします。その人の言葉を「聞かなくてすむ距離」まで離れるのです。
大事なのは、「自分」をとても大切にすること。
言葉のナイフには気を付けないといけません。真正面から受けると、突き刺さります。
刺さりどころが悪いと、致命傷になってしまいますな……。
以前、八方美人はやめたほうがいいと書きました。
この記事は、私が八方美人を嫌っている理由についてですが、八方美人は本人が一番損をしているんですよ。
引用したように、誰もあなたのことなんて気にかけてないわけです。
だからこそ、言いたいことが言えないっていうのも本当に損です。ストレスたまっちゃいますよね。
当てはまる人は考え方を変えていこう
まだうつ病になっていない人も、現在闘病中の方も、この考え方に当てはまってしまう場合は、考え方を変えていきましょう。
病気になるかどうかの前に、これに当てはまる人は生きにくい人じゃないでしょうか?
人生は楽しんだもの勝ちと言われますから、なにもあなたが周りに合わせて我慢する必要はないでしょう。