どうも、ほっしーです。
うつがひどいときは運動もできないし、外に出ることもつらいですよね。
- 人と会いたくない
- 家族と顔を合わせたくない
- 会話するエネルギーがない
- 頭が回らない
- 身体が重い
モノを捨てることってやってみるとすごく快感ですよ。
私の実体験を元に、掃除の効果や押さえておきたいポイントについてお話します。
うつ病になると部屋が散らかる?
うつ病ってのは一言で言えば、生きるためのエネルギーが枯渇する病気。
ほとんどのことができなくなってしまうのです。
片付けをするのも、まぁまぁエネルギーを使います。
症状によっては厳しいものの
少し動けるけど…誰かと話したり、外に出たりするのは無理…
という最悪な状況から脱出している方なら、掃除の効果は絶大です。
うつ病と掃除・片付けの効果
部屋の片づけは、心理学的には「旅」とよく似た効果を持っています。(中略)
旅と片づけの間にある、大きな共通点。それは「モノを手放す」ということにあります。(中略)
旅に出ることは、あなたの部屋にあるたくさんの「モノ」から手を離すことです。
すごく単純な理由として、家からモノが減ると心が軽くなるんですよ。
なんというか…部屋にできたスペースと、心に余裕のあるスペースって何処か比例してる気がするんですよね。
モノには多かれ少なかれ思い出があります。
特にうつ病のきっかけを思い出させるようなものは、視界に入れないほうがいい。
みたいな、本来はダメージを受けなくて良いところで傷つくのでw
思い出というやつは、良くも悪くも頭の片隅に残っているもの。
昔使ってたモノが目に入っただけで、掘り起こされてしまうもんなんです。
やっかいな奴はさっさとゴミ出ししてやりましょう。
モノを捨てることに慣れると、プライドが捨てられる
30代は「捨てる」というのがほんとに大事な時期。「人から期待されること」を優先するとどんどん人生の軸がブレていくので「自分が納得すること」を最優先にするために「捨てる」。「人から期待されることで自分が納得すると思い込んでるタイプのひと」はじわじわとこじらせ地獄に落ちます。
— 小倉ヒラク (@o_hiraku) 2017年11月17日
うつ病になる人は、捨てることが苦手でひたすら抱え込む。
自分の楽しい時間よりも、他人から嫌われないために時間を割く。
他人のために時間を割いても、意外とリターンは少ない。
自分のために時間を割いて、自分が気持ちいいと思える範囲で他人に手を差し伸べることが最もリターンがある。
— ほっしー (@hossy_fe_ap) 2017年11月18日
うつ病の治療において、「思考を捨てる」ってのは最も効果的だと私は考えています。
- 高望み人生を捨てる
- プライドを捨てる
- 完璧思考を捨てる
捨てるべきものはたっくさんあるんですよ。
うつ病になる人は、自覚があろうとなかろうと、とにかくたくさんのものを抱え込んでいます。
精神科医やカウンセラーの話を聞いて、捨てるべき思考に気づいても、なかなかうまくいかないんですよね。
「モノを捨てる」物理的行為に慣れると、精神的な捨てる行為も簡単になってきます。
つまり、「思考を捨てる」ことが簡単になるということ。
うつ状態でやってみてわかった!掃除をするときのポイント
捨てるモノの選び方
捨てるときのポイントは、手に取ったときにビビっとこないものです。
どれだけ思い出深いものでも、心にポジティブなものを訴えかけてくるものがなければ捨てちゃってOK。
うーん…何となく捨てるのはもったいないし…
と、感じる程度であれば捨てちゃってもOKだと思います。
基準を甘くすると、まったく捨てられずに余計に部屋が散らかっちゃった…ってなりかねないので(笑)
一気に広範囲をやらないほうがいい
自分の部屋を一気にやってしまうか!
と、気合を入れすぎないように注意してください。
反動で何もできなくなってしまう恐れがありますからね。
難しいとこですが、掃除の範囲は自分で決めましょう。
え?たったこれだけ?
そう、たったこれだけですw
他の人はどうか知りませんが、私がうつ状態のときはここの範囲だけでも十分でした。
掃除ちゃんとやった感はでるので、自己肯定感はあがりましたよ。
簡単な掃除でも、できたら自分を褒めよう
うつ病になると、なかなか自分を褒められるような出来事ってないんですよね。
こういう小さなことでも「自分としては頑張った」ことになるじゃないですか。
他人がどうこうってのは関係ないんです。
そりゃ、健常者と比べたら活動量も気力も違います。
私たちは病人ですからね。そこを間違えちゃいけません。
小さなことでも褒めて自分を認めていきましょう。
人と比べたら、自分を認めることはできませんからねぇ…。
弱い自分を受け入れる…これは何もうつ病の人に限った話ではありません。
生きることに疲れた人向けに書かれた本には、必ずと言っていいほど今の自分を受け入れましょうって言葉が出てきます。
結局、幸せになる方法ってのは今の自分を認める以外にありませんからね。
さいごに:無理なくうつを軽くする活動、それが掃除や片付けだ
うつ状態でも、引きこもりでもできる人間的活動。
それが掃除や片付けです。
洗濯や料理なんかに比べると、頭もそれほど使わないし、体力も使いません。
最初は狭い範囲をやればいいだけ。
自分で難易度を設定してクリアしていけるってのが大きいよね!
何度も言いますが、無理はしないこと。
掃除・片付けの本来の目的は部屋をきれいにすることですが、うつ病人の場合は少し違います。
「心の清掃、自己肯定感向上のための活動」なのです。
だから絶対に無理はしないし、範囲が狹すぎてきれいになったように見えなくてもいいのです(笑)
ぜひ自分ができる範囲でやってみてください。気持ちがスカっとするはずですよ。
関連記事