できるだけ外に出て散歩してください。できれば30分ぐらい
あーはいはい。無理やっつの。
精神科あるあると言ってもいい散歩ネタ。
たかが30分。されど30分ですよ。
つまんないことしてるときの30分の長さは異常。
なんなかんや言い訳しつつも、やっぱ散歩はしないとだなぁ…と不安になってたとき、
面白いニュースを見つけちゃいました。
1日5分の早歩きでうつ病予防効果あり
それぞれの病気の予防に有効な歩数と中強度活動時間もわかってきました。
例えば4000歩以上・中強度活動時間5分以上でうつ病の予防、
(中略)
8000歩・20分以上で高血圧症、糖尿病の予防などです
え?まじなの?5分とか余裕やん
出不精すぎてブクブクに太ってきた私でも、1日たった5分でもいいなら余裕です。
しかもこれ、調査してる人がちゃんとしてます。
東京都健康長寿医療センター研究所
老化制御研究チーム副部長・運動科学研究室長
青柳幸利
この研究は、群馬県中之条町の65歳以上の高齢者5000人(重度の認知症や寝たきりの人を除
く)を対象に、13年間という長期にわたり行われたものです。
でも、専門家が言ってるんだから!と、「思いこむこと」は大事なのさ…ふふふ…
何がいいって、5分という短さよ
5分でいいなら毎日だってできます。
しかも真夏の炎天下だろうが、真冬の凍える寒さだろうが。
ちょっと変な人みたいですが、家の周りをわーっと歩いたら5分ぐらい経ちそうですもんねw
30分または1時間歩かないと行けないのと比較すると、ハードルは一気にさがります。
5分でいいならすぐに取り掛かれるし、取り掛かってみるともうちょい歩いてみようという気持ちにもなるかもしれない。
最初のハードルをぐっと下げてくれる5分説は、重い腰が軽くなることに最大の価値あります。
好きな曲を1曲聴き終わるまでに帰るという新しいゲーム
音楽ってだいたい5分ぐらいあるので、この1曲が終わるまでに家に帰宅する。
そう考えると、自然と早歩きにもなります。
なんだか目的が変わってしまったかのようですが、
- 5分歩く
- 5分以内に家に帰る
早歩きらしいので、ロック調の曲でノリノリで歩いたりましょう。
あ、散歩するときは周囲の音聞いてないと危ないから、カナル型ではなく、オープン型を使うようにしてくださいな。
屋内の光量は晴れた日の屋外の100分の1しかない
そう思ってたんですが、最近睡眠に関する本を読んで衝撃的なこと知りました。
私たちの光を浴びる量が減り、それによって被害を被っているということに気づいている人はあまりいない。
人間の目には明るさの変化に適応する素晴らしい能力が備わっているため、屋内にいて実際に浴びる光の量が少なくても、少ないと認識しない傾向がある。
一般的な屋内の光量は、晴れた日の屋外の100分の1しかない。くもりの日でも、屋内の光に比べれば、外は10倍以上明るい
100分の1ってそりゃうつ病治らないわって感じですよねw
言ってしまえば、たった5分間外に出るだけで100倍の光を浴びることになるわけ。
5分なら…やったりましょう…。100倍ですよ…(笑)
私も早速実践します。1日5分早歩き散歩
たった5分でいいならできそう。
その気持ちを胸に、歩き出せばオッケー。
外を出歩くことに慣れると、行動範囲も広がってうつ改善に繋がるかもしれません。
ちなみに午前中から午後にかけての陽のほうが、セロトニンは生成されやすいという話もあります。
体内時計のズレを修正するためには、朝、太陽光に触れることが、まず大切になる。もう一つ大事なのは、十分長く太陽光の射す、明るい場所で過ごすことである。
これ、あんま意識しなくていいっすよ。
うつの人は日内変動があるんで、朝方はつらいでしょう?
私たちの場合は、効果よりも長く続けることのほうが大事。
夕方以降でもいいと私は思いますね。
真夏の炎天下に、歩けるかっつーの
こういうスモールステップでいけそうな話は最高っすね。
私がうつから脱出したのも、小さな小さなステップを複数使って乗り越えてきましたから。
次は散歩をマスターして、うつ予防を名目に副次的効果で痩せるぞー!(笑)
追記:5分散歩も厳しい人は…
散歩の前段階として玄関で靴を履く、玄関先に出てみるといったものも効果的(診てもらってる先生に教えてもらった) https://t.co/34nNBNAW0c
— naoki_kobayashi (@va897gos) 2018年4月17日
これ本当に効果的ですよ。
私は自分が不登校だったとき、学校に復帰するための訓練はここからはじめましたから。
もっともっとハードルを下げて、ベッドから出て部屋にドアの前に立ってみる。でも充分!
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