どうも、ほっしーです。
普通のうつ病とは微妙に違う、非定型うつ病。
軽いうつ病でありながら、普通のうつよりも慢性化しやすいと指摘する医師もいます。
私達が実際に臨床的に診る非定型うつ病はいわゆるプチうつ病が多く、必ずしも重症とは限りません。
しかし、いずれにしろ非定型うつ病は他のうつ病よりも慢性で手のかかることが多いと考えられています。

と、普通のうつ病よりも思われやすいんですよねぇ。
非定型うつの症状あるあるを細かく見てみましょう。
非定型うつあるある
1.不眠より過眠?生活のリズムが崩れやすい
私の場合は不眠より過眠が圧倒的に多いです。
夏の一時期が不眠で、それ以外は過眠って感じかな。
▼ ひどいときはこんなリズムでしたw ▼


と思って、いろんなことに取り組んだ結果、通常のリズムを取り戻せました。
特に効果が高かったものを3つまとめてます。
2.食べすぎてしまう
非定型うつは食べられないよりも、食べ過ぎ…過食が多いと言われています。
病的なほど食べる…というレベルではないようですが。
非定型うつ病で見られる過食には一般的には神経性大食症で見られるほど激しい過食はほとんど見られません。
私はうつがひどくなると、特に甘いものが食べたくなります。
セロトニンが関係しているようですよ。
3.好きなことは楽しい! 嫌いなことはうつになる

いつもうつうつしていて、自分の趣味さえも楽しくない…
これが一般的なイメージだと思いますが、非定型うつの場合、自分の好きなことは楽しめたりします。
「うつで休職しているのに旅行に行ったりする新人」ってのは、非定型うつの気分反応性の可能性もあるわけですね。
4.身体がだるく、鉛のような重さを感じる

地球の重力が数十倍になったのでは? というレベルで、ベッドから起き上がれなくなります。
しかも、自分の都合の悪いときにだけ発動するわざなので、ただのワガママにしか見えなかったりw
5.気分のアップダウンが激しい
双極2型障害と気分循環性障害の診断が多くされると報告しています。このようにパニック障害に合併する感情障害は非定型うつ病の様子を示し、軽症の双極性障害と診断されることが時々あります。
似たような病で、双極性障害というものがあります。
私もこの診断を受けていた時期がありました。
6.他人の言動に傷つきやすい
非定型うつ病では、好ましいことに対し、気分が良くなります。
また、このうつ病で重要なことは、プライドを傷つけるような言葉に対して非常に過敏で激しく反応することです。
普通のうつ病の人は、他人を傷つけるようなことは絶対にしたくないと思っている人が多いです。
が! 非定型うつの場合は逆だったりするんです。

ただし強いわけではなく、しっかり傷つきます。
傷つきすぎてクセになっちゃってるレベルですねぇ…。
7.頑張れ!と言われて素直に嬉しいときもある

これ、もはや常識なレベルでみーんな知ってますよね?
非定型うつの場合は、必ずしもそうじゃないことがあります。
私もそうですよ。 頑張れって言われたらうれしいですもんw

8.病識が薄い
自己の異常な状態を病的なものと自覚すること。
普通のうつ病や、他の精神疾患と比べると自他共「軽く」見えちゃうんですよ。


でも、本人のつらさは本人だけのものですよ。
9.フラッシュバックがある
私もあったようななかったようなって感じですが、そこまで影響は強くなかったように思います。
いじめられた経験があるので、たまに夜中、それが思い起こされる…って感じですかね。
睡眠リズムを改善してからは、すぐに入眠できるようになってからは改善されました。
薬が効かなくなることはあると思いますよ。
私も前の薬は効かなくなって変えましたし。
フラッシュバックなども、ある人はあると思います。うつ病だしね。 #peing #質問箱 https://t.co/oCPxvxCuX0 pic.twitter.com/crSRyav1pd
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年2月17日
さいごに:うつ病にもいろいろあるよね
いかがでしたか?普通のうつ病の人とはちょっと違うことがわかりますよねw
非定型うつ病と診断を受けているからといって、この全てに当てはまるわけでもないでしょうしね。

普通のうつ病と診断を受けているのに、好きなことはできるって人もいます。
定説通りにはだいたいならないものなので、いろんな症状があるっぽいって考えておくと、気持ちが楽になりますよ。