うつ病になると外出が怖くなる理由をズラッと7つ並べてみた

どうも、ほっしーです。

うつになってから外出するの怖くなったりしてませんか?

もともと社交的な人もそうでない人も、うつになると外出は怖くなるみたいです。

男性
ネガティブ思考なので、引きこもりがちになって気が付いたら外に出られなくなってしまった…。

ざっくりいうとこんな感じでしょう。

でも細かく見ていけばもっとたくさん出てきます。

恐怖というものは、わからないから恐怖なんですよ。

なにが怖いのか、しっかりと確認すれば、きっと克服できます。

それでは見ていきましょう!

 

 

外出が嫌になってしまう7つの理由

イラスト 男 うつ 布団から出たくない

1.他人の目を気にして疲れる

もともと他人の目を気にしないタイプの私でも、うつ状態がひどいときは人の目が気になります。

性格的に気になる人はもっと厄介な問題でしょう。

 

また、自分がうつ病であることを見抜かれたくない思考もネガティブを加速させます。

うつ状態を「他人に見抜かれたくない」がやっかいすぎる件

通りすがり
あれ、あの人うつ病なのかな?

なんて思うわけないですよねw

仮にうつ病だと気づかれたとしても、相手の記憶に残っているのはせいぜい10分ぐらいでしょう。

 

  • 他人が自分なんかに興味持つわけがない
  • ってことは、うつ病のひとはみんなわかってますが、やめられない。
  • これもうつ病の症状なんだ…。

なんて考えているうちに、外出する機会を失ってしまいます(笑)

 

2.日内変動くんのおかげで、日中に外出はキツイ

セロトニンを補給~! という意味では、そりゃ日中に外出したほうがいいですよ。

体内時計の調節にもなるし、人の目にもつくのでトレーニングとしては申し分ない環境。

しかしまぁ…見事に日内変動のせいで朝は調子悪いんですよねw

うつで朝調子が悪い? それは日内変動のせいだよ。甘えじゃない。

 

私を含め、夕方からのほうが調子よい人が多い。

が! 夕方になったらもうなんか…散歩いっか…。

ってなっちゃうんですよねぇ…。

 

3.人に会いたくない。特に知り合いは絶対に嫌だ。

うつの人はだいたい実家で療養してる。

つまり、地元の可能性が高い。私は同僚に知られるより地元の人間にうつ病でやめたって知られる方がイヤです。

精神疾患でーす!つって、顔出して実名でブロガーやってても、地元に人に会うのはイヤですw

私のことをよく知らない人のほうが全然マシですねぇ…。

 

人目につかない夜中に出るといいのかもしれません。

でもこれ、基本実家住まいの精神疾患者にはキツイ。

外に出ようとしたら家族から止められるんですよw

家族

え? こんな時間にどこに行くの? 昼間に行けばいいじゃない?

なんて言われちゃいますw なんかヤバいことするとでも思ってんのか!(笑)

 

んで、一度こういう指摘を受けるともう萎えちゃうので、夜中の外出はやめようかなってなるんですよね。

実家も世間的とかあるんで、気にしてるのかもしれません。

人に会いたくない…。 うつ病だったらそんなときもあるよね。

 

4.自宅療養で体力がなくなっているので疲れやすい

ずっと家にいるからそりゃ体力はなくなる。

ただ、体力のなくなり方は想像以上のものがあります。

高校を卒業して大学に入って運動を定期的にしてない人は、体力の落ち方に愕然とした経験があるんじゃないですか?w

体育の授業がどれだけ偉大だったか…。

 

けど、ハッキリ言って健康な状態からうつ病になるのは体育ロス以上の落差ですよ(笑)

そりゃ無理もない。だって、うつがひどいときはベッドから起き上がれません。寝たきり。

風邪のようなだるさが続くのも、うつの症状だと専門家の本には書いてあります。

うつ病になって疲れやすくなってない?それ、理由があるよ

 

5.外出に慣れてないので疲労感が強すぎる

ただ外に出るだけ。

たったそれだけのことでもうつ病になって引きこもっているとできなくなっちゃうんですよ。

少しずつトレーニング的に外出を続けて行けば慣れてきますが、やっぱりキツイ。

ほっしー
ちょっと今日は元気かも!

と思って無理すると、次の日に疲労感が強すぎて

ほっし-
はぁ…まだ無理だったか…もう引きこもってよう…

なんていうトンデモ思考になる。

 

6.そもそも無気力状態なので億劫だ

うつ病は車で言うところのガス欠なんで、無気力状態。

これも甘えではなく、立派な症状だと精神科医も言ってましたよ。

その無気力は甘えじゃないよ! うつ病の症状なので自分を責めないで。

なので、億劫なんですよ。気力がないと体は動きません。

外出うすることがうつに良いと分かっていても、どうしてもやりたくないのに無理に引きずり出すのはNGです。

 

ほっしー
あんまり乗り気じゃないけど、少しぐらいなら頑張れる…かな…

と思えるまで回復したら「外出を検討」しましょう。

ここでもすぐに外出はしないこと。あくまで検討段階です。

うつ病人は病気を治そうとしてすぐ無理しますからね。

医師と相談しつつ、余裕を持って取り組みましょ。

 

7.外に出るべきだと自分を責めて余計に出られない

精神科医
やっぱり散歩がいいですよ。運動にもなるし、自宅の周りだけでも歩いてみたらどうですか?
ほっしー
そうですね~(あーまたかー…それができたら苦労しねぇっての)

あなたもきっと、私と同じように耳にタコができるぐらい言われてるでしょうw

 

さすがにもう言われ慣れて何とも思いませんが、人によっては外出できない自分を責めてしまいます。

外出すらできない自分はなんてダメなやつなんだ…

外に出られないほどキツイなら、とりあえずエネルギーが回復するまで寝ていればいいだけ!な話なんですが…。

自分を攻撃しすぎると、精神的にさらに落ち込んで外界に復帰する時期は遠のいていってしまう。

うつ病が受け入れられないあなたへ知ってほしいこと

 

さいごに:あなたは誰と比べてるんですか?

そりゃ、心身ともに健康な人は簡単なことですよ。

注意してもらいたいのは、あなたは甘えているのではなく、病気なんです。

病人がリハビリで少しずつ外出するのと全く変わんないんですよ。

 

うつ病はココロの風邪なんて言われます。

まあ…かかりやすさで言えば風邪であってますな。

でも、風邪みたいにちょっと寝てりゃ治るみたいなもんじゃない。

精神的に落ち込むだけでなく、身体のようなダルさもでるし、命の危険性だってある。

自殺者の半分以上はうつを始めとした精神疾患にかかっていた可能性があるとする調査もあるぐらいですから。

 

無意識に健常者と比べてしまってはいませんか。

インフルエンザになった人に、買い物、行かせますか?あり得ないですよねw

つまり、外出ができない、怖いっていうのは、うつ病人としてはある意味正常な反応だといえます。

少しずつやりましょ。

 

私自身も怖いと思っていたところからちょっとずつ外に出れるようになりました。

人の多いところに行っても、うつになる前と同じぐらいまで緊張しなくなってきてます。

ほっしー
こんなにチマチマしてて外出できるようになんのかな…?

と思えるほど、ゆっくりで構いません。気負わずにいきましょ。

 

自分のダメなところばかり見ていたら、うつは悪化してしまいます。

人間は「慣れ」てくるものなのです。たとえうつ病でも、自分のできるところからやれば。

少しずつ自分に自信がついてきたらしめたものです。

大事なのは、継続すること。でもあくまで「あなたのペース」でね。

 

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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