どうも、日記を1年半以上書き続けているほっしーです。
精神科医から日記を書きましょうって、言われたことありませんか?
でも続かないんですよね。日記って…。
アンケートを取ってみるとこんな感じ。
日記を書いたことがある人に質問です。
— ほっしー (@hossy_fe_ap) 2017年5月23日
この結果からわかるのは、習慣化するまでが1つのハードルっぽいですな。
私も最初はすぐに挫折してしまったんですが、いろいろと試すうちに続けられるようになりました。
正確にはブログですが、毎日3000字以上は書いているので、日記を続けるヒントはたくさん出せます。
私自身、日記を書き始めてからうつの症状が軽減したのであなたにも是非挑戦してもらいたい。
日記を書くことで得られた効果と、日記を続けるコツを紹介していきます!
こんなにいいこといっぱい! うつ病の人が日記を書く効果
1.自分を客観的に見つめることができる
うつ病になると、何もかもネガティブに見えてしまうメガネをかけている状態になります。
専門用語で、認知の歪みっていうんですよ。
≫認知の歪みとは? 実例とともにわかりやすく10個解説してみる
日記に自分の感情をバーって書き出しちゃって、時間が経ってから見ると、
この自分に対して感じる距離感がすごく大事。
つらいつらい! と感情が暴走している状態では、視野が狭くなって実は簡単な答えも出せなくなってしまってるもんなんですよ。
あたまのなかだけでなく、書き出すことで別の角度から自分を見ることができます。
悩みに対する新しい答えが見つかりますよ。
2.記憶力、思考力の回復につながる
残念なことに、うつ病になると一時的にではありますが脳がちっちゃくなってしまうことがわかっています。
≫うつ病で記憶力低下したので原因と実践した回復方法をまとめとく
ポジティブに考えれば何も恐れることはありませんよ。
うつの症状が原因ってこともあるでしょうけど、もっと単純に療養生活中って全く頭使わないですよねw
そりゃ衰えるよねっていう話ですw
で、日記って書いてみたらわかりますけど意外と頭使うんです。
- 昨日、食べたご飯とか思い出せますか?
- 昨日の14時頃は何をしてましたか?
3.精神科医に日記をそのまま見せれば診察の役に立つ
日記はとにかく主観的なものです。
あなた自身の思いのたけがぶちまけられてますよね。
人に見せるもんじゃないからこそ、精神科医に見せる価値があるんですよ。
先生を目の前にしたら、言いたいことを言えなくなることってあるじゃないですか。
- 先生はプライドが高いから、怒りそう
- こんなこと言ったら、変な風に受け取られないだろうか?
- そもそも言いたいことあったけど、忘れたわ
でも日記書いてればポンって提出すればいいだけですよ。
もし出すのすら怖いというなら、診察が終わった後に受付の人に渡すように頼めばいいんじゃないですかね。
対面の印象+本音の文字でより正確な診断につながると思うんですよね。
あなたにとっても精神科医にとっても、いいことだと思いますよ~!
日記を書いている人はぜひ恥ずかしがらずに提出してみてくだせ。
4.自分にだってできた! という自信につながる
たかだか日記、されど日記でございます。
うつ病になると、何かを続けていることって少なくなりますよね。
最初は短くておっけーですが、書くことが楽しくなってくると長文になります。
長文はある程度考えてから書かないと、支離滅裂な文章になってしまいますから自分のプライドが許さなくなりますよw
私の文章、他の人にも読んでもらいたいから…ネット上に公開してみようかな?
余談ですが、ブロガーさんでアクセスが全然増えないと悩んでいる人は、読み手に頭を使わせちゃうんですよね。
スマホでバーっと読まれるのがネットの世界ってことを分かってなかったりします。
話を戻すと、分量の多さは関係なく、長く続けていることが自信につながります。
仕事のマネゴトで続くことって言ったら日記なんですよ。
書くことが上手になってくると、在宅ワークでお金を稼ぐ選択もありますからね。
≫メンヘラで何もできなかったぼくが月3万ネットでお金を稼いだ方法を公開!
5.コミュニケーション能力が上がる
日記ってのは今日一日あったことまとめなので、情報をまとめる能力が上がります。
まとめる力ってのは、頭のなかで物事をパズルのように組み立てていく作業なんですよ。
人前に出て喋ることが苦手な人でも、組み立てがうまくいくことで会話が弾みます。
理路整然と話せるようになるにもなるので、聞き返されることがなくなるんです。
また、聞き返された場合も冷静に対応できるようになります。
コミュニケーション能力が低い人は、聞き返されれば聞き返されるほど、話の品質が落ちていくんですよ。
おそらくプレッシャーを感じて頭の中がパニクってるんでしょうなぁ…。
日記を書くことで、あたまのなかで組み立てができるようになっているので、聞き返されても緊張せずに回答できます。
これがまた自信につながるんですよ。
6.社会復帰前の訓練になる
うつ病になってじっくりと静養していると、どうしても仕事のスキルは落ちていきます。
かと言って今までやっていた仕事を、家でできるかというとそうもいきませんよねぇ。
人によってはトラウマが発動してうつが悪化してしまうということも…。
どんな仕事にも「書く」という能力は必要になってきます。
日記を書いていると文字で人に何かを伝えるときに「わかりやすい」と言われることが多くなりますよ。
就活の第一関門の書類審査にも通りやすくなるかも…?w
なんなら私のように、書くこと自体が仕事に変わることもあるかもしれません。
≫双極性障害の本を出版! うつ病のひとが読んでも満足の1冊です。
三日坊主はもったいない! 日記を長く続ける方法
1.いきなり大きな目標は立てない
これはダメな目標の立て方です。
モチベーションというものは、最初盛り上がって段々と失速していきます。
最初に設定した目標がきつくて、義務感が強くなってしまうんですよ。
そうなると、日記を書くこと自体が苦痛になってきます。コレでは意味がない。
目標は低く、低く設定しましょう。
- 「とりあえず」今日だけ書いてみる
- 1文字でもいいから書く
「1文字」だけで日記が終わることなんてさすがにないでしょう。
一文だけ書いてみましょう。
低いところから目標をスタートさせて、少しずつ目標値を上げていくことがうつ病人の目標設定にはオススメです。
2.愚痴になりすぎないように! 希望にも目を向けよう
愚痴を書いてはいけないということではありません。
愚痴日記にならないように注意しようってことです(笑)
あとで読み返す気がなくなっちゃうんですよねぇ。
これは精神科の先生も同じ意見ですよ。
日記をつけるのも結構ですが、あまり深刻に思い詰めた内容だと、かえって逆効果になってしまいます。その日の天気や気分、出来事などを簡単に記しておけばいいでしょう。
どんなしょーもないことでも良いので、よかったな〜と感じることも書いておきましょう。
- ご飯が美味しかった 晴れてたから気分がいい
- よく眠れた
他人がどうか? ではありません。あなたが気持ちいいかどうか。これが大事。
日記の世界では、自分さえ良ければなんでもOKぐらいの心構えでいましょう。
3.「日記の形」にはこだわらないほうが良い
裏紙に書くとか、学校で使ってた余ったノートに書き始めるとか、そんなんでいいですよ〜。
ってことはよくあるんです。
ブロガーさんでも、ブログのカスタマイズばっかりやってて一向に記事を書かないって人いるんですよ。
まさに形からこだわる悪い例です。
ブログにしても日記にしても、大事なのは「書くこと」なんですよ。
無意識にでも書いちゃうほど習慣化してから形にこだわると、モチベーションアップにつながります。
まずは書くことを習慣化するために、裏紙から始めましょう(笑)
さあ! 日記を始めてみよう
どうでしょうか? 少しぐらいはやる気が出てるとうれしいです。
ただ、日記を書くこと自体が負担になってきたら、すぐにでも辞めてしまいましょう。
1日の終わりには、その日を振り返り、起床時間・就寝時間、気分や体調を記録しておくことをおすすめします。
日記をつけるのも結構ですが、あまり深刻に思い詰めた内容だと、かえって逆効果になってしまいます。
その日の天気や気分、出来事などを簡単に記しておけばいいでしょう。もし負担になるようでしたら、この作業は早々に切り上げ、早めに体を休めることが大事です。
あくまでリハビリ的な取り組みなので、うまく行かなければやめちゃうっていう精神が大事。
無理やり続けるものではありません。
これは日記に限らず、散歩なんかも同じ。
負担がかかりすぎない程度に負担をかける。これがリハビリにおいて大事なことだと考えてます。