どうも、うつ病ブロガーのほっしーです。
「私のうつ病は、一生治らないものだと思っています。」
…なんていうと、すごくネガティブな印象を与えるでしょうが、ポジティブな意味合いで言ってます。
治るとは思ってるけど、焦って治そうとはしていないのです。
私たちは「うつ病を早く治さないと!!」って焦りがちだけど、焦るほど治りが遅くなると今なら理解できる。
「三十年も寝ていられないよ」と思うかもしれないけど「この感覚」が大事なんだよね。
焦らず治していこう。 https://t.co/0fe5quuz8F
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年7月3日
結論から言えば「つらいから」に他なりません。
早く治さなければいけない! と自分にプレッシャーを掛け続けることは疲れちまう。
「治る」と「改善」は違うものだと思っている
当ブログ名でもある「メンタルハック」は、うつ病を含めた自分の心の状態を分析して改善するの意です。
私はあえて「治る」や「治したい」という言葉は使っていません。
治るという言葉には、100%元気な状態というニュアンスが感じられるので、それはなんか違うかなぁと。
主旨とは違うけど「改善したけど治ったとは言えない」この感覚めっちゃ分かります。
わたしも同じように、改善はしたけど治ったとは言えない。
何を持って「治る」と定義するのかもわからないのですがね…。https://t.co/EMNXjz39Nj
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年6月26日
「全ての症状が消失し、今後も再発の危険がない状態…というのはあり得ないので」これは本当にその通りだろうなぁ。と体験的に思います。
うつ病以外でも「治った」の基準って曖昧なのでしょうね。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年6月26日
治ると改善はどう違うのか?って言われると言葉の通りで、完全復活ではないけど、だいぶマシになりましたよ〜って感じ。
精神科医の本で「病気が治ることよりも、社会復帰できることのほうが大事」と書かれてあったから、「治す」よりも「改善」を目指すのは気持ち的に楽かもしれないね。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年6月26日
具体的にどう違うのか?と言われると、結構難しいところはあるんですが…
うーん、なんというか、「うつ病になる前に戻る」のとは毛色が全く違います。
そもそも私は、うつ病になる前に戻るという考え方には否定的なスタンスを取ってますし。
確かに、うつ病になったら「一生、元に戻れない」と思っていい。でも、元に戻る必要ない。前にネットニュースに書いてたけど、病気になる前の自分に戻ってどうすんのって話ですから。多かれ少なかれ、新しい生き方、働き方を模索していかざるを得ないんですよ。心が悲鳴を上げたってことだから。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2017年12月2日
社会に戻っていく人も、復帰を諦める人も、フリーになる人も起業する人も、なんだかんだ「新しい自分」になってますからね。「うつ病になる前の自分」に戻ることはない。これは悪い意味ではなく、良い意味です。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2017年12月2日
「新しい自分に変わること」は、「うつ病になる前のような元気な自分に戻る」とニュアンスが違うのかもしれません。
私の中では、前者が改善、後者が治ると捉えています。
一生、うつと付き合っていく態度が回復を早めるのではないか
私の場合、うつ病がどうという前に、単にメンタルが弱い部分もあるんじゃないかと思うんですよね(笑)
うつ病はうつ病として、メンタルの弱い自分に乗っかってる…みたいな。
だからこそ、大切になってくるのは
- 生きやすい考え方をする
- できるだけ好きなことをして過ごす
- 自分に合った働き方を見つける
できるだけ人と関わらずに稼いでく道を選んだのも、自然なことなのかもしれません。
焦って治して再発の恐怖に怯えるより、自分と向き合いながら飼い慣らしていく方が心が穏やかになれるはずです。
ストレス対処力も上がるし、再発の恐怖に怯えることもない。

いつの間にか穏やかな気持ちで過ごせるようになっていて、うつ状態から脱していた。
そんな流れになると最高だなと感じています。
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治る!治すんダァ!と気合いを入れるのは私はきつい。疲れるよ。