はじめて心療内科、精神科を受診するときに準備しておくとよいこと

どうも、双極性障害と戦うブロガーほっしー(@hossy_FE_AP)です。

あなた
心療内科・精神科に相談に行きたいけれど、怖くて足が踏み出せない…。

そんな風に感じてしまうでしょうか?

 

心療内科、精神科は少し異質な感じがして怖いと思ってしまでしょうが、ただの内科や外科と変わりません。

偏見や差別の対象になりやすいのでそのようなイメージを持たれているのでしょう。

 

誰だって風邪を引くように心が疲れてしまうことがあるんです。

海外では、もっとポピュラーにカウンセリングが行われる文化があるそうですよ。

日本のメンタルヘルスの理解レベルが低いだけなので安心してください。

 

私もはじめて足を運ぶときは怖かったですし、自分には関係のない世界だと思ってさっさと帰りたかったです(笑)

少しでも負担が軽くなるように私の経験をもとに準備しておいたほうがいいこと、心構えなどをまとめておきますね。

 

 

心療内科・精神科の初診前にやっておくと良いこと

紙に自分の症状を書き出す

パソコンでもノートでもなんでもOK! 印刷の手間を省きたいならノートがオススメ。

心療内科・精神科では、診察前にもアンケート形式的なものを記入させられますが、結局は医師との問診が基本です。

精神科医との人間的な相性は実際に対面してみるまではわからないので、自分の感情を100%ぶちまけられる紙に書いておくことがいいでしょう。

どれだけ人と話すことが得意な人でも、自分の心の内を全くの初対面の相手にさらけ出すなど不可能です。

 

でも、現時点では問診が中心となる医療なので、患者の心の状態をできるだけ医師が把握せねばなりません。

相手も人間なので、いくらプロと言っても患者が嘘をついていることを全て見抜くってのは無理な話でしょう。

だからこそ、「書いていく」んですよ。心理的な負担が「提出するだけ」になるので。

 

100%心理状態が書かれた紙を見ながら問診を進めることができれば、診察の手間が省けますし、何よりもっと心の深部。

つまり、効果的な診察ができるはずです。

 

精神疾患は、客観的な診断方法がまだなく、違い病気でも症状が似ているんです。

だからこそ、できるだけ精神科医にわかってもらうということが大切。

 

いつから症状が出ているのか思い出してみよう

幼少期からの記録があればなおよし

幼少期から思い出してみると意外といろいろあったりします。

ほっしー
思い返してみたら昔からうつのような症状があったような…?

という方は、幼少期からの記録を持っていくと効果的です。

例えば、学校や仕事で嫌なことがあったから精神的に調子が悪くなったと思っていたら、実はもっと昔に原因はくすぶっているなんてこともあるんですよ。

 

そのあたりの判断は私たち素人では無理なので、あくまで参考データとして書いて持っていくのもおススメ。

ただ結構めんどくさいですし、思い出したくないこともあるでしょうから、無理はする必要ないですよ。

私はたまたま、大学時代の就職活動の時に自己分析で書いたやつを画像データで保存していたのでそれを見せただけです(笑)

 

精神疾患の中で、双極性障害というものがあるのですが、その病気はうつ病と違って、先天的な患者さんが多いんです。

ただ、うつ病のうつ状態と双極性障害のうつ状態は区別がつきにくいため、双極性障害の疑いがあると、幼少期のエピソードとか聞かれることがあります。

双極性障害については詳しくまとめてあるので興味のある方は以下の記事を参照ください。

 

自分のことをよく知っている人に一緒に来てもらえるか確認をとる(できれば)

できれば! でよいのですが、自分のことをよく知っている人を連れて行けると最高です。

あなた
自分のことは自分が一番よくわかってるよ!!

と言いたい気持ちはわかるのですが、精神疾患というものは、自分を客観視できなくなる病気なんですよ。

 

うつ病の人の診察では、本人の話は、しばしば客観的な事実とズレを起こす。

本人は、過度に悪く申告するか、過度に我慢して、よいふりをするか、どちらかになりがちである。

したがって、日頃本人を見ている配偶者や同居者に一緒に来てもらい、情報を得る必要がある。

引用:うつと気分障害

客観的な症状を伝えるには一番有効な方法だとは思いますが、落ち込んだ自分を見られたくないというプライドもあるでしょう。

これはできる人だけやればいいと思います。

ちなみに私は挑戦しようとしましたがやめました(笑)やっぱり恥ずかしくってできませんでしたね。

 

だからこそ、最初に紹介した2つの紙に書いていくことをしました。

きっちり書こうとしなくたっていいですよ。殴り書きでOK!

殴り書きでまとまりがないということも症状を診断するヒントになるでしょうから思うがままに書きましょう。

 

病院選びのコツ

診察券

長く病院に通うことになるかもしれないので、病院選びは大事です。

個人経営の心療内科・精神科がオススメ

私がはじめてかかったメンタルクリニックは、名古屋にある完全予約制の小さな病院でした。

福岡の地元に戻ってきてからは、総合病院に通っています。

全く性格の違う二つの病院に通って思ったことは、圧倒的に個人経営の病院が良いということです。

 

1.待ち時間がない

心療内科・精神科はたいてい完全予約制です。

なので待ち時間はないはずなんですけど、総合病院の場合、急に新しい患者さんが入ったり、そもそも患者数が多すぎたりして待たされます。

私がいま通っている総合病院では、予約をしていても30~1時間またされることがあるんですよ。

 

ただ、精神科の先生との相性がいいと思っているので、我慢しています。

でも、慣れるまですごくストレスだったので、待ち時間の長い病院はオススメできませんね…。

総合病院よりは個人病院のほうが待ち時間が短いはずです。

 

2.会計が楽

総合病院は、心療内科・精神科以外にもたくさんの科があります。

でも、会計の窓口は全員同じなので、めちゃくちゃ込み合うんですよ。

当然、普通に風邪をひいている人も来るので、余計なウィルスをもらって帰る可能性があります。

 

精神疾患によって心が弱っているときは、免疫が落ちているので、インフルエンザやノロウィルスなんかは特に注意が必要。

しかも、処方される薬と風邪薬の飲み合わせにも注意せねばなりません。

落ち込んだ精神状態を回復させるために病院に行ってるのに、風邪をひいてメンタルがやられてしまうのは…笑えません。

 

3.待合室問題

個人病院のほうが患者数がどうしても少なくなるので、待合室もスペースがあります。

総合病院は待合室がぎゅうぎゅう…。

そうなると、いろんな人がいるわけで、待てない人もいるんです。

 

誰かが怒っているところを見ると、こちらもストレスが溜まってしまいます。

なにより、精神的に落ち込んでしまっているときはその程度と思われるようなことでも深く傷ついて症状が悪化してしまうことがあるんですよ。

待合室問題を考えても、総合病院より個人病院のほうがおススメできますねぇ。

 

ちなみに私が通っていた名古屋の個人病院は、患者のことを一番に考えていたので、常に貸し切り状態にできていました。

4~5回しか通っていませんが、患者と一度も顔を合わせたことがありません。

あの時は自分で精一杯でしたが、今思えば、とてもいい環境だったなぁ。

 

最初は病気を受け入れられないもの

最初は受け入れたくないものなんです。

ほっしー
自分がうつ病? そんなはずはない…。何かの間違いだ…。これからどうなってしまうんだ…?

最初は病気の診断を受け入れられずに反発してしまいます。

精神科医に聞いた話では、患者さんによっては、治療を拒否したりしてしまう人がいるそうです。

 

しかしそれも仕方ありません。

今の日本では、「うつは甘え」と言ってしまう人がいるほど、メンタルヘルスに対する意識が低いんですから。

また、根性論なんかもまだまだまかり通っているので、なおさら認められませんよね。

 

こうした反発期を超えるまではどうしても時間がかかるので、受け入れられない自分も責める必要はないです。

でも、受け入れられないからといって無理して日常生活を送ろうとすると悪化の一途をたどるということだけは覚えておいてください。

 

精神疾患は「甘え」ではない

うつの人を追い込みやすい問題は、うつの苦しさが、体験したことのない人には、なかなか理解できないということである。

うつは「心の風邪」などと喩えられるが、その喩えは、症状のつらさからすると、まったく適切でない。

その苦しさは、重症の肝炎や結核に喩えた方が近い。いや、それ以上かもしれない。動きたくても動けない、眠りたくても眠れない、けだるく何もする気力がわかず、悪いことばかり考えてしまう。

歓びも、自信も、興味も奪われてしまう。それから逃れるために、死に駆り立てられてしまうほどなのである。強い心をもつ人でさえ、「死ぬほど耐え難い」と感じることも少なくない。

引用:うつと気分障害

精神疾患は甘えではありません。

というか、甘え病だったらよかったなぁとすら思うほどです(笑)

甘えってことは、じーっとして自分の好きなことしてたら自然と治るってことですよね? いやいや、そんな甘い病気じゃないですよ(笑)

 

重くなってきたうつ状態を記録しておこうと思う。という記事を読んでもらえれば分かるかと思いますが、とにかく何もできません。

私は車に乗ること、見ることを趣味のひとつとしていて、買うつもりもない車の試乗も積極的にします(笑)

 

しかし、これらの趣味も、うつ状態が深くなってしまったときは全くできません。

単純に身体が動かないという症状もありますが、興味が完全に失せてしまうんです。

ほっしー
俺…本当に車好きだったんだよな…。こんな鉄の塊のいったいどこがいいんだ?…寝よう。

 

怖いのは、これが趣味だけではなくほぼすべてのことに該当するということです。

人間関係も、食事も…最悪の場合…生きることすらも。

 

医師の指示には従うこと

精神疾患はまだ全てが解明されているわけではありませんが、心の病気ではなく、脳の病気であるという説が濃厚になってきています。

ほっしー
でも、自分は違うんじゃないか?甘えなんじゃないか?

そうやって自分だけ特別扱いしたい気持ちは痛いほどわかります。

 

実際に私もそう思って勝手に薬をやめてしまったので落ち着いていた症状が悪化しました。

せっかく症状が落ち着いてきていたのに、悪化したせいでそろそろ減薬かな? といったタイミングからスタート地点に逆戻りしたと精神科医に言われてしまいました。

 

薬のコントロールは専門の先生にお任せして、私たち患者は日常生活の改善に力を入れるべきだと改めて感じました。

医師の指示を無視して勝手な行動をすると痛い目を見て復帰までの時間が伸びるだけなので十分注意しましょう。

 

さいごに:散髪に行く感覚で心療内科・精神科に行けばいい

「凄絶な生還、うつ病になってよかった」の著者であり俳優の竹脇無我さんは、

誰もが散髪に行くように、気らくに心療内科や精神科に行けるようになればいい。

引用:凄絶な生還、うつ病になってよかった

と記しています。

 

まさにその通りで、できるだけ軽症なときに治療を始めることが大切なんです。

うつは、自分をどんどん追い込んで行ってしまう病気。

病気のせいで心が荒んでただでさえ孤独になりがちなのに、周りから理解されることが少なくどんどん孤立していきます。

 

 

「心の風邪」なんて軽く言われるうつは、残念ながらなってみないと本当に理解することは不可能です。

友人や家族に理解されないというのも仕方がないことなんですよ。

だからこそ、早め早めに治療を受けておいて軽症のうちに治してほしい。

 

心療内科・精神科に行ったから人生が終わるわけじゃありませんよ。でも治療をせずに放置していると人生終わるかもしれません。

  • 眠れない
  • 人生に疲れた
  • もうどうしようもなく追い込まれている

自分じゃもうどうしようもないなら、早めに相談に行きましょ。