どうも、精神科医が信用できなくて、うつを悪化させた経験があるほっしーです。
今でこそ、信用して寛解、完治に向けて治療を進めることができています。
つくづく、信頼関係がないと成り立たない医療だよなぁ…と深く実感。
私はサラリーマンをしていてうつになって会社を休職、そして退職しました。
休職途中でこのブログを書き始めたんですよ。
趣味であり、新しい仕事にもなっているブログ。
私は誇りを持っているし、ブログを書くことが大好きです。
ただ、精神科医である主治医はあまり快く思ってなかったみたいで
と言ってきたことがあったんです。
長い間この件が許せなくて、ずっと主治医とは距離を取ってきました。
まぁ、それが原因でいろいろとやらかしてしまったわけですが…。
精神科医が信用できなくて、やらかした経験
1.勝手に就職活動して悪化
ブログを始めたばかりの頃は、ただ楽しくて書いていた趣味でした。
それを身近な人に否定されるってのは、なんだか人生を否定されてしまったような気分になってしまったんですよ。
なんだか精神科に通うことも嫌になってしまって…
という謎思考にw
いやぁうつときに考えることはぶっ飛んでいるというか、論理が破綻しているというか…。
いずれにしても、ろくなことがありませんな。
書類で落ち、ハローワークでまともに取り合ってもらえず…という体験を何度か重ねただけでずーんと落ち込んでしまいました。
まあ、当たり前ですよ。就活できる精神状態じゃなかったんだから。
とりあえずハロワ! とりあえず企業に書類送る!
って思考も、すごく短絡的。
障害者雇用にしても、既卒の就職活動にしても、、今は転職エージェントありますからね…。
なんてこれらを使おうと思わなかったんだろう…w
主治医に自分の有能さを認めさせてやりたいという意地だけで動いてました。
治りかけていたうつが、ここにきてまたふかーく。
まさにスタート地点に逆戻りですな。
2.勝手に断薬したことで悪化
主治医が信頼できなくなるってのは、精神科医療そのものを信頼できなくなることにつながります。
当時の私は、絶対に治るヒントが別のところにあるんじゃないか?と思って、本を読み漁っていました。
そうなんです。
抗うつ剤は飲んでも意味ないから今すぐやめろと書いてる危険な本がやっぱり存在するんです。
精神科医という専門家の肩書を使った強烈な武器を持って私を殴りにかかってきました。
ま、たしかに抗うつ剤ってのは、万人に効果があるものじゃありません。
うつ病治療の基本は薬物療法です。抗うつ剤は、六~七割の人に効果があるとされています。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬は、通常、飲みはじめて二週間後くらいから効果が表れます。
引用した文章のとおりなら、10人に3人から4人は抗うつ剤の効果がないってこと。
ただここで注意したいのが、症状が軽すぎるから効果がないのか、抗うつ剤が効かないのかは素人の目にはわからない。
○○だったらうつ病という指標もないわけで、精神科医でさえ悩ましいところなんだそうです。
それなのに私は
なんで血液検査とかでわかんないの?病気作り出してんじゃないの?
なんて、陰謀論には染まらないなんて思っていながらしっかり影響されちゃってましたw
いやぁ、恥ずかしい話です。私の中では立派な黒歴史w
そして勝手に断薬をすることとなるのです。
≫レクサプロの断薬を精神科医の忠告を無視して勝手にやってみた結果…
まあでも、ある意味自分で人体実験(笑)したことで、私には今はまだ抗うつ剤が「絶対に」必要だとわかりました。
精神科医療にかかってる人は、副作用の強い抗うつ剤に悩まされて、果たして効果があるのか? と悩みながら飲んでいる人が多いですからね。
「絶対効果あるわ」って体感しちゃってるので、今は安心して飲んでます(笑)
もちろん、薬だけじゃなくて、人によっては認知の改善も必要。
認知の歪みといえば、うつ病あるあるですからねぇ。
≫認知の歪みとは? 実例とともにわかりやすく10個解説してみる
3.民間のカウンセリングを受けるも、カウンセリングが嫌いになってしまった
精神科に行ったことがある人なら「あるある」なんですが、診察の時間は極端に短いんですよ。
私なら5分だと長い方で、短いときは2分とかで終わっちゃいますね。
私も3分程度なので、感覚おかしくなってますw
まあでも、ほとんどの人が診察時間が極端に短いんですよねぇ。
だからこそ、カウンセリングが重要になってくるんでしょう。 https://t.co/lxCQfrgXrF
— ほっしー (@hossy_fe_ap) 2017年10月8日
本当はもっと、悩みを、話を聞いてほしいという欲求にあふれている人が多いんです。
だからこそカウンセリングは人気。
でも、今だから言えることですが、代替医療にはなりません。あくまで標準医療あってこそ効果を発揮するもの。
ま、人によってはカウンセリングだけのほうがいいってこともあるんでしょうけど、それは結果論です。
素人の目でどっちがいいなんて判断することは危険なので、まずは精神科医ですよ。
ただ精神科医療を信頼していなかった当時の私は、そう考えなかった。
カウンセリングを代替医療と捉えて、民間のカウンセリングに通い出しました。
ただまあ、そういう時に限って「ヤブ」にあたっちゃうんですよねw
最初のカウンセリングは、カウンセラーがただ話を聞くばかりのスタイルで、私には全く合いませんでした。
≫あなたは好き? うつ病の私がカウンセリングを苦手だと感じる5つの理由
精神科の主治医との信頼関係を取り戻したあと、この件について相談すると
居るなら最初から言えやとも思いましたがw
ただ、新しいカウンセラーは、ほんと自分に合ってそうです。
話しててめっちゃ楽しい。
≫新しいカウンセラーのおかげで、カウンセリングが好きになりそう
主治医を信頼できないと、私のように危ない判断をすることがあるかもしれません
主治医との信頼関係は、治療していく上で大事ではありません。必須です。
うつ病は脳の病気。自分は大丈夫だと思っていても、病気なんで考え方おかしくなっても不思議じゃないんですよ。
まともな人でも、まともじゃなくなっちゃうんだから。
何度も言いますが、おかしくなるのはしゃーないんです。だって病気だもん。
あなたは、今の主治医のことを信頼できていますか?
私は、ちゃんと腹を割って話し合ったら、意外と分かり合えました。
自分から心を開いてみると、もしかしたら自分のことをちゃんと理解してくれているかもしれませんよ。
それでもどうしても合わないという場合は、転院も視野に入れていいと思います。
ドクターショッピングはオススメできないけど、結局人間関係なので、合わない人とはとことん合わないですからね。
私も何度か転院の経験があります。
≫3回転院して分かった! 相性の良い精神科医、精神科を見極める13のポイント
うつ病のときの脳は、あんま信頼できるもんじゃありません。
短絡的になりがちですし、私のように危険な思考にもなりがちだということが、ここまで読んでくれたあなたはわかったのではないでしょうか?
どうか、極端なことは考えないようにしてもらえればと思います。
うつは再発したり、悪化させたりするとめっちゃ苦しいからね…